『平成29年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業研究成果報告会』
Active agingを支援するバイオメディカル工学の研究拠点
~福島県の震災復興に貢献する医工連携研究~
6月9日、工学部主催で"Active agingを支援するバイオメディカル工学の研究拠点 ~福島県の震災復興に貢献する医工連携研究~『平成29年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業研究成果報告会』が下記の通り開催されました。当日は学生から一般の方まで多くの参加があり、特別講演の後、研究成果報告では、1部と2部にわたり、各科の先生方から3つのテーマで講演が展開されました。
■特別講演「核酸アプタマーの医療への応用〜核酸医薬品から機能性材料まで~」 千葉工業大学 教授 坂本 泰一 氏
■研究成果報告(第1部) 座長:酒谷 薫(電気電子工学科 教授)
【課題1】 Active agingを支援する新しい予防医学システムの開発
- 一般血液検査による認知症リスク判定法の開発(酒谷 薫)
- 災害に強いネットワークのための巡回端末を用いたデータ収集法の開発(見越 大樹)
- 頭部外傷におけるコンピュータシミュレーションと実験動物モデルによる実験的検討(西本 哲也)
- マルチメディア情報を活用したヘルスケアサポートの検討~PartA脳血流制御訓練、PartB登山活動の安全支援~(嶌田 聡)
- Deep Learninngと時間分析近赤外線スペクトロスコピーを用いた予防医学システムの開発(大山 勝徳)
【課題2】 Active agingを支援する人に優しい診断治療機器の開発
- エバネッセント超音波振動が卵子の品質に与える影響(村山 嘉延)
- リング装荷型電極を用いたハイパーサーミアの温度解析(道山 哲幸)
- 生体計測用テラヘルツ波分光イメージングシステムの開発(四方 潤一)
- 柔軟物表面に現れるくぼみ深さの動的粘弾性挙動に関する研究(横田 理)
- 変形性膝関節症(膝OA)の早期診断を目指した研究~屈伸信号の定量化・膝関節の力学・臨床研究~(長尾光雄)
- 尿失禁治療装置の開発:遠藤拓
■研究成果報告(第2部) 座長:春木 満(生命応用化学科 教授)
【課題3】 Active agingを支援する診断治療のための新規機能分子・測定法の開発
- 治療・予防・診断を目指した分子の開発(春木 満)
- ラマン分光法による診断法の開発(沼田 靖)
- 糖質化学的手法を活用するラマン分光法による診断法の開発(小林 厚志)
- 次世代高機能血管カテーテルシステムの開発(市川 司)
- RNAアプタマーを用いた新機能分子の開発(山岸 賢司)
- 選択マーカーを用いない新しい染色体改変法の作製(岸 努)
- ポリケタイド生合成酵素の蛋白質工学とゲノム工学(平野 展孝)
- 機能性骨修復材の開発(内野 智裕)
【写真:出村克宣学部長 開会あいさつ】