「拝啓、先生」〜小川清さん(機械工学科)〜
機械工学科の小川清先生(機械16回卒:福島県在住)が、貴重なご自身の蔵書・学生時代の教科書・当時の学生生活を彷彿させる資料等多数を校史資料室に寄贈され、工学部校友会の木村圭二特別顧問(建築3回】と佐藤光正特別顧問(機械9回)が対応されました。小川先生は大学の吹奏楽部にも永く関わられています。先生の近況についてお聞きしました。
〜工学部を卒業して45年間務めた機械工学科を平成25年3月に定年退職しました。現在は非常勤講師として勤めています。退職後のこれからの時間をいかに楽しく豊かに生きるか・・研究の継続?それとも趣味の世界?・・etc. さて、近況を述べさせていただきますと自衛隊ではありませんが陸・海(湖・川)・空を楽しみたいと、陸では山登りとバイクによるツーリング、しかしながら自動二輪大型免許取得は年寄には危険であると家族をはじめ周囲の人々に反対されやむを得ず原付バイク(50cc)を購入、晴天の日には安積平野のツーリングを楽しんでいます。
次に海、夢は四国の四万十川をカヌーで下りたいと、裏磐梯でのカヌースクールを体験、しかしながらマイカヌーを所持することは移動ならびに保管を考えると無理かな? その替りと言っては何ですが、健康を考え週1回程度、磐梯熱海の温泉プールで泳いでいます。さらに、空ではパラグライダーに挑戦したいと、磐梯山の猪苗代スキー場でのスクール風景を見学しましたが、未だ実現せず。
よって、妥協案ではありませんが、高校時代吹奏楽部でクラリネットを吹いていたので、今度は遊び心のあるアルトサックスを自分への褒美という事で購入し練習に励んでいます。現役時代、土木工学科の原教授の後任として本学吹奏楽部の部長をしていたこともあり、毎年12月に開催される定期演奏会で学生諸君と一緒に演奏して楽しんでいます。そのことにより吹奏楽部OBとの繋がりも広がり、今ではOB会の名誉顧問を務めています。禅語にもありますように「日々是好日」でありたいと願っています。毎年開催される工学部校友会の「母校を訪ねる会」で卒業生の皆様にお会いできることを楽しみにしています。〜
【写真:校史資料室に本を寄贈(左から木村特別顧問、佐藤特別顧問、小川先生/東京での吹奏楽部第4.5回OB・OG会)】