「コンペ『北の住まい』を受賞して」

昨年、第38回「北の住まい住宅設計コンペ」で奨励賞を受賞しました。北海道で設計事務所に勤務していたこともあり、郷土に根ざした設計をしたいと考え、コンペは北海道で主催するものに応募をしていました。今回の課題は～「私の家」自分自身にとっての理想の家を自由に設計する～というテーマで、北海道在住の建築に関わる方という条件でした。北海道のこれからを担うであろう若手の中に参加できたことを嬉しく感じています。

今年からハウスメーカー(一条工務店帯広事務所)に勤務しており、役所への確認申請や法的確認、契約をいただいたお客様のプランを打ち合わせて図面化します。さらに内装関係・照明・設備についてインテリアも担当しています。

大学時代、一年目は学生寮に住んでいたこともあり、常に友達や仲間がいる状況でしたので、地元から離れての暮らしでしたが、寂しさを感じることなく楽しんで過ごすことができました。"俊英学寮"は是非、復活していただきたいと思います。また、設計・教職課程での授業で経験した、"プレゼン方法・人前での話し方・図面の表現方法"はとても役に立っています。

これからもコンペの応募を続け、地元で生産し、それを消費し、そして地元の技術で造り上げる『地産・地消・地技』を大切にして、仕事と向き合っていきたいと考えています。