「拝啓、先生」~長澤幸二さん(電気電子工学科)〜
高校卒業2年目、兄のアドバイスで工学部入学(電気20回卒)、修士2年・ドクター3年の大学生活後、教員として36年間勤務しこの度退職、現在は非常勤で電力・電磁波工学を担当、小学校・高校・専門学校・カルチャースクール(電検)、高齢者大学の講師も経験、継続講座もあります。大学では就職指導も担当、「卒業式まで就職できるよう親心で支援、自分がやれないことは押し付けず学生の個性を大事に」がポリシーです。
父と兄も電気業界だった影響か沖電気に入社、2年後工学部へ入学という変則的な経緯でした。入学時(昭和43年)は紛争中で学校閉鎖、翌年2月解除まで、自宅待機でアルバイトを続け"一般教養集中講座"で遅れを挽回しました。卒業研究は、高電圧工学で高田実、中鉢貞一、橋本義久各先生に御教授いただき、大学院では松塚勇研究室で電磁波工学を研究。昭和と平成にかけての一年間ワシントン州立大学客員研究員を経験、英語に慣れ、海外での学会に6年続けて発表、その頃アンテナの配列で工学博士を取得。大学院終了後日大に残り電気回路、卒研や実験等を担当、鉄道研究会・軟式野球部・卓球部各顧問を経験、卒業生が今でも泊まりがけで来てくれます。
中学時代は野球部・卓球部、高校時代詩吟部に在籍、TV「高橋圭三の私は誰でしょう」で白虎隊剣舞を披露しました。趣味は夫婦登山 "福島100名山"の67座を踏破、ゴルフは3年目です。でも現在の一番は週2回の卓球と孫の写真撮影でしょうか・・・。