お帰りなさい 事務局においでの校友のご紹介
お帰りなさい:母校を訪ねる会編
母校を訪ねるのは8回目です。何となく訪ねたくなる思いは何処から来るのか。私の父も日大卒で長女が工学部41回卒です。青春を親元から離れた18歳の若者が下宿生活を始め、74歳の今キャンパスを歩いて第二の故郷のように思う。
当時の学内風景は何処にもないが、阿武隈川の河原、金屋橋、そして正門付近の情景全体が懐かしい。学内が年々整備され全体がハイテクの時代に先んじてゆくことを誇らしくも思いながら散策しました。同日北桜祭も開催されていましたが、もう少し時間を取って会場を、また学生気質も見たかったと思いました。
日本中から集まった学生、その下宿生活での学科違い、学年違いを超えての友人として今でもお付き合いしています。クラブ活動も、郡山市内での下宿を7回転居したのを含めて人生の糧となっています。卒業後、何かと御教授いただいてきた先生方も定年で大学を去られ、お会いできないのが残念でした。卒後学業で役に立ったことは構造的な建物の骨格設計で常にモーメントが頭に浮かぶことです。未だ、水平垂直三角形のエンジニアの毎日ですが、これからもっと曲線に人生とも慣れないと、と思っています。
建築11回卒参加者は3名でしたが、旧交を温めることができ感謝申し上げます。東北の復興に何かお手伝いと考えながら、歯がゆい思いをしながらも現役の仕事に専念しています。せめてと思い美術部の部室を訪問し、多くなった部員に会い茶菓子代を置いて帰りました。