第15回あかしや建友会報告
10月16日(土)、北桜祭参加事業として第15回あかしや建友会が情報研究棟2Fで開催されました。
あかしや建友会は日本大学工学部・建築材料研究室(故幸田太一博士が創設者)の校友・関係者が集う会として、福地利夫教授(現名誉教授)の退任を機に、平成5年(1993年)に発足いたしましたが、建築学科校友のみならず、他学科の校友、一般の方も参加されております。平成6年に第1回を開催し、これまでに14回の開催を重ねて参りました。各回毎に校友を中心とした参加者による建築材料関連はもとより、病院建築・構造設計・設備工事他に及ぶホットな話題を提供し、そのテーマ数は51に及びます。
今年は、15回目の節目に当たりますことから、開催時期を「北桜祭」に合わせ、広く校友、学生をはじめ一般の方々にも参加いただけるように企画いたしました。そして、北桜祭参加事業ということもあり、大学当局からは多大なご協力を頂戴し、開催の運びとなりましたことを、ここに御礼申し上げます。
出村副総長・工学部長には、静岡開催時からご臨席を頂いておりますが、最新のキャンパスのご紹介と工学部の取り組みとについてご講演頂きました。また、福地名誉教授におかれましては米寿を迎えられましたが、お元気で、伊豆から本会にご参加頂きました。
今回も各界の校友より下記の5つのテーマで講演をしていただきました。
■15回卒 小野 平一氏(順天堂大学) | 「次世代環境医療と病院建築」 |
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■19回卒 園部 隆夫氏(SPC設計) | 「構造設計に関する最近の話題」 |
■25回卒 内山 美夫氏(間一級建築士事務所) | 「地盤置換工法(コロンブス工法)の概要 -その特徴と実用例について-」 |
■29回卒 立山 創一氏(安藤建設技術研究所) | 「組めない鉄筋/打てないコンクリート」 |
■18回卒 浦 憲親氏(金沢工業大学) | 「土を原料とする建築材料の特性 -土壁、日干し煉瓦- 」 |
各題30分程度の時間で講演がなされ、福地先生を含む聴講者から鋭い質問も寄せられ、参加会員席からも質問に返答する場面もありました。
講演会の後、学生・一般の参加者も参加して、学内スカイレストランにて懇親会が開かれました。福地先生の挨拶の後、講演会の続きの質問も飛び出したり、なごやかにそれぞれの近況報告等がなされ、また会場の情報研究棟最上階からは、素晴らしい郡山の夜景も楽しむことができました。
来年の開催時期は未定ですが、校友会ホームページでお知らせしますので、一般の方、学生さん等会員外の方もお誘いの上、自由にご参加下さい。また、会員の登録は年会費2,000円で出来ますので、興味ある方は是非ご参加下さい。
《お問い合わせ・資料請求》あかしや建友会事務局 水上 崇
〒963-8862 郡山市菜根3-9-17
携帯電話 090-7335-8164
FAX 024-933-3449
E-MAIL t-mizu@papa.email.ne.jp