お帰りなさい。事務局にお出での校友のご紹介
現在は静岡県の県立科学技術高等学校に勤務しています。
今の自分が教師という職に就けたのも、日本大学工学部に入学でき、多くの師と友に恵まれ今があります。高校は静岡県立静岡工業で、卒業時に始めていただいた工学部の指定校推薦に縁あって入学し、郡山市と須賀川市の境にある遠い下宿(志田下宿)に4年間お世話になりました。本当に温かなおじさんおばさんに恵まれ、友に助けられ、師からは厳しさと温かさ、そして感謝の気持ちを学びました。特に卒業研究では故新田先生に人の生き方を学び、社会人として必要な心構え、そして感謝の気持ちをいつも持つように言われたのが忘れられません。
今、自分が師となり、その教えを生徒達に伝えています。感謝の気持ちを持って授業を受ければ無駄話や居眠りは出来ません。いつも教えていただいて有難い、そんな気持で授業を受ければノートも綺麗にとるようになり、自分の頭や体に入っていきます。そんな教え子を更にのばすために、昨年3人今年も3人、自分の学科から工学部にお世話になっています。そしてその生徒達が社会のために、人のために育ってくれればと強く願います。
人は人との縁を活かし、出会いに感謝し、人のために尽力することが生きる道だと日大工学部から学びました。自分自身も大学の名に恥じないように人として、教師として、社会人として、これからも日々研鑚をしていきたいと思います。