「感動の連続~校友会キャンパス散歩ツアー~」
10月28日、校友会キャンパス散歩ツアーガイドとして、初めてお手伝いいただいた、社会保険労務士法人に勤める情報工学科校友の吉田さんから感想をいただきました。
今回、ツアーガイドとして、先輩方のご案内と撮影記録をさせていただきました。桜並木を見に学内を散歩することは何度かありましたが、近年行われている研究内容や学内の新施設などはまったく知りません。ガイドと言いつつ1人のOBとして興味深く学内を見学いたしました。
ツアーは2時間。「校史資料館」「ロハス工学研究の各実証施設」「70号館展望台」、そして「昨年竣工した新学生寮」を巡る行程で、いずれも私にとって感動の連続でした。校史資料室では、昭和20年代から続く貴重な資料類だけでなく年代物のタイプライターに心奪われました。実際に使われていた機器を展示することで未来の学生達にも先人の想いを伝えたいのだと感じました。
またロハス実証施設は私が一番驚かされた見どころで、地中熱や汚水を有効活用する研究の他、水道電気不要で排水を出さないトイレを見せていただきました。このトイレは仮設トイレでありながら、工事現場にありがちな狭くて臭いそれとはまったく異なるものです。非常時にも使えるこのトイレは東日本大震災被災地の福島だからこそ成し得た研究成果なのだと思います。その他、70号館最上階からの眺めや新学生寮の快適さは、私の言葉では伝えきれないほどの素晴らしさでした。
今回案内させていただいて、学生当時の記憶を思い出すだけでなく最新の技術に触れられる良い企画だと感じました。OBやOGだけでなく工学部を志望する受験生にも機会があったら、是非参加していただきたいものです。
【写真:吉田さん、ロハスの道路、70号館展望台、ロハスの家3号内部、資料館(機器類)】