「あれから30年!~あの頃を思い出し、また頑張ろう~」
毎年、送られてくる校友会会報の「母校を訪ねる会」関連記事を読むたびに、今度は我々の番だと思いつつ今回30年目にして母校訪問が実現しました。ほとんどの旧友とは年賀状での安否確認?程度でしたが、皆との連絡で何人かが集まりミニ同窓会をして「大学に集まろう」と声掛けをしてくれました。
“あれから30年!”久しぶりに会った友はそれぞれ年相応の姿に変身していましたが、すぐに30年前にタイムスリップし、あの頃の仲間に戻っていました。集合は会前日の10月28日、郡山の天候は台風接近の大雨と強風のあいにくの天候でしたが、盃を交わせば学生当時の話題と若かりし頃の昔話で盛り上がりました。当時のように飲み過ぎ、半分記憶を失いながら「また、明日な!」という事で会を閉じ、29日の会当日を迎えました。
台風一過でしたが、雨天強風は予想通りでした。しかし気分はノリノリで「いざ!母校、日大へ」と皆で談笑し、駅前からの北桜祭専用シャトルバスで母校に到着、正門から本館へ向かいながら、懐かしい変わらない景色に当時を思い出しました。北桜祭は雨天の為、来場者・学生の数も多くはなかったのですが一生懸命に模擬店の準備をしていました。会の受付を済ませ、また懐かしいメンバーと再会し、70号館内で記念撮影(雨天の為)をし、懇親会では楽しく語り合えました。懇親会での応援団の演武は見事でした。
懇親会終了後、今君、小林君、飯村君、五十嵐君、渡辺君、茶谷君の6名が帰る事になり、束の間の再会そして別れでしたが、同級生の存在の大切さを改めて実感しました。残った我々宮沢君、高橋君、鈴木恒行・順子夫妻と私は「校友会キャンパス散歩ツアー」に参加し、「ロハスの橋」「ロハスの家」「ロハスのトイレ」の各研究状況、70号館展望フロアーからの郡山の景色、校史資料室等を巡り丁寧な説明をいただきました。その後、私は在学中4年間お世話になった武道館内の空手部の道場を訪問し、当時のまま掛けられておりました自分の名札に感動しました。
最後に残った私を含む3名は次の日も大学内を散策し、お世話になった寮や下宿・アパートをうろついて、行きつけのお店を見て回りました。最後にこれだけはと学食でカレー・豚汁を食し、大学を後にしました。あっという間の3日間でしたが、旧友に再会でき、何かしらの元気とパワーをもらったような気がします。大分への帰り際、羽田空港、飛行機の中で日本大学のCMが流れていました。ふと「また10年後に会おう、それまで皆元気で、約束だぜ!」とつぶやきながら帰途につきました。
私にとって「母校を訪ねる会」は素晴らしい会でした。今回、声掛けして参加してくれた旧友の皆さん、お世話いただきました大学・校友会の皆様に改めて感謝申し上げます。これからも日本大学工学部と校友会の更なる発展を祈念いたします。本当にありがとうございました。