第13回人工湿地ワークショップ2018in郡山(西会津・湖南) ９月10・11日
ロハスの花壇全景(湖南)
第13回人工湿地ワークショップ2018in郡山(西会津・湖南) ９月10・11日
～人工湿地の生活排水処理への適用に向けて～ 参加者募集のご紹介
昨年から郡山市湖南浄化センターにて、工学部土木工学科環境生態工学研究室の中野和典先生による「ロハスの花壇」実証実験が行われていますが、今回それらの見学会等を含む人工湿地のワークショップが、下記の通り(公社)日本水環境学会東北支部人工湿地研究会の主催により県内で2日間にわたって開催されます。2日間の内のご都合の良い日に興味のある講座を受講されてはいかがでしょうか。どなたでも参加できますので、ご紹介申し上げます。
プログラム
■開催日時／平成30年9月10日（月）～11日（火）
■発表会会場／日本大学工学部54号館5411教室（http://www.ce.nihon-u.ac.jp/access/）
■スケジュール
9月10日／現地見学会①
- 13：00～16:00
- 13:00 郡山駅前集合、自家用車または貸し切りバスで現地に向かいます
・湖南町：湖南浄化センターの下水を浄化する花壇型人工湿地
・西会津町：宿泊施設1）のトイレ排水を浄化する花壇型人工湿地
1）Dana village
※初日のみの参加者は西会津町での解散となります。最寄駅はJR磐越西線野沢駅です。 - 17:00～ 温泉入浴・交流会
西会津町ロータスイン（会費5000円） - 20:00～ Dana villageに宿泊して浄化処理を実体験していただきます（宿泊費3000円）
※翌朝は8：30に出発して日本大学工学部キャンパスに向かいます
9月11日／基調講演・現地見学会②・事例研究発表会
- 10:00～ 受付開始＠＠日本大学工学部キャンパス54号館5411教室
- 10:30～12:00 基調講演１：日本大学工学部中野和典氏
生活排水を浄化処理する花壇型人工湿地の開発（仮題）
基調講演２：宮城県生活環境事業協会浄化槽検査センター桃沢健氏
コンビニエンスストアーに設置した浄化槽の現状と課題（仮題） - 12:45～13:30 現地見学会②
・日大の学食排水を浄化する花壇型人工湿地
・汚水をその場で浄化する洗浄水自浄型トイレシステム - 13:30～17:00事例研究発表会
※飛行機は便数が多い仙台空港便のご利用が良いかもしれません
■申し込み
参加をご希望の方は8月31日（金）までに、また、事例研究発表希望の方は8月24日（金）までにｅメールにてパンフレットの記載項目を御記入の上、お申し込み下さい。講座毎の部分参加が可能です！
■主催／(公社)日本水環境学会東北支部人工湿地研究会
■共催／(公社）日本水環境学会北海道支部，日本大学工学部
■後援／郡山市上下水道局
■協力／Dana village
ロハスの花壇とは：自然の浄化機能を生かした廃水処理技術である湿地浄化法を一般家庭の庭や公園で活用することを想定し、花壇に適用したものが「ロハスの花壇」です。自然が営む物質循環を利用することで最小限のエネルギーで廃水処理が行えるシステムです。「ロハスの花壇」では廃水は植物を育てる水であり、肥料です。「ロハスの花壇」で下水を処理すれば、下水が景観形成や潤いのある生活に貢献する緑化の源になります。「ロハスの花壇」により自然にやさしい資源循環型の下水処理を実現します。(2014年からキャンパス内でのロハスの花壇パイロットプラントにより学生食堂の汚水の処理が実証されています)
ロハスの花壇の水質浄化機構：「ロハスの花壇」の内部には、水質浄化のろ材が敷き詰められています。下水を流すと汚れがろ過されます。花壇は3段の構造となっており、３回のろ過が行われることで、下水が浄化される仕組みです。花壇の内部は十分に空気がいきわたる構造となっています。そうすることで、花壇でろ過された汚れは、ミミズ等の土壌動物や微生物により速やかに分解されます。窒素やリンなどの分解物質は、植物が栄養として利用します。ロハスの花壇では、このように自然が営む物質循環を利用することで、最小限のエネルギーで下水を浄化します。
【写真：湖南プラント解説パネル１／湖南プラント解説パネル２／中野和典先生の湖南プラント解説／大学内ロハスの花壇／西会津町Dana village のロハスの花壇】
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- プラント解説パネル１
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- プラント解説パネル２
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- 中野和典先生のプラント解説
