第13回人工湿地ワークショップ2018in郡山(西会津・湖南)~人工湿地の生活排水処理への適用に向けて~11日基調講演・ワークショップ②参加報告
工学部土木工学科環境生態工学研究室の中野和典先生による「ロハスの花壇」実証実験の見学会等を含む人工湿地のワークショップが、 (公社)日本水環境学会東北支部人工湿地研究会の主催により県内で9月10・11日の2日間にわたって開催され、内11日の基調講演・現地見学会②・事例研究発表会は工学部が会場でした。
■基調講演1:日本大大学工学部土木工学科 中野和典氏
『生活排水を浄化処理する花壇型人工湿地の開発~ロハスの花壇による下水処理のグリーン化の推進~』
※花壇と人工湿地を組み合わせた「ロハスの花壇」は日本大学工学部発の技術です。新しいグリーンインフラとして次世代の下水処理場に社会実装することを目指していますので、ご興味がある校友がいらっしゃいましたら、ぜひ視察に来て頂けましたら幸いです。遠慮なくご連絡ください。
環境生態工学研究室:TEL.024-956-8719
■基調講演2:宮城県生活環境事業協会浄化槽検査センター 桃沢健氏
『コンビニエンスストアーに設置された浄化槽の現状と課題』
【写真:ロハスの花壇浄化前後の水を比較観察/ロハスのトイレで参加者から質問】
(公社)日本水環境学会東北支部人工湿地研究会事務局 東北工業大学 矢野篤男氏のコメントと10日の現地見学会①の写真をご紹介します。
お陰様で大変盛会のうちに終了することができました。今回のワークショップは生活排水処理をテーマに開催しましたが当初、どの程度の参加者があるのか心配していましたが、多くの皆様の参加があり、主催者として感謝しております。
現地見学会、事例研究発表でも皆さまから熱心なご議論をいただき、人工湿地の生活排水処理への期待を感じたワークショップでした。また、ワークショップではこの度の北海道胆振東部地震災害の支援募金をお願いいたしました。皆様からお預かりしました15,530円を、日赤を通じて被災地に届くようにいたしました。ご協力、大変ありがとうございました。
【写真:10日記念撮影:湖南町:湖南浄化センターの下水を浄化する花壇型人工湿地/西会津町:宿泊施設1)のトイレ排水を浄化する花壇型人工湿地】