「がんばれ吹奏楽部!台風被害に負けないで」
~吹奏楽部OBOG会が吹奏楽部に100万円を支援~
11月27日、吹奏楽部OBOG会:会長の武田洋之さん (工業化学科 25回)、事務局員の和田さん、事務局長の飯田厚さん(建築学科32回)ら、3名の皆さんが台風19号による浸水被害に遭った母校吹奏楽部に対し、OBOG会会員からの義援金100万円を、大学吹奏楽部部長を務められる土木工学科:知野泰明先生、同科:子田康弘先生に寄せられました。
その後、清掃の完了した吹奏楽部部室を先生方、学生部員と共に訪問し、最後に校友会事務局にもお寄りいただきました。その模様を和田さんに寄稿いただきました。ありがとうございます。
~卒業してかれこれ40年、還暦をも越えた身ですが、毎年母校吹奏楽部の定期演奏会や、北桜祭での演奏、もちろん演奏後の飲み会などに参加させてもらっています。顧問の先生方のみならず部員の親御さんより年上になっているのに気持ちは未だ学生気分です。
サッカーワールドカップ開催年の北桜祭に行っているOBOG会も5回を数え、最近ではその間のオリンピックイヤーに東京でミニOBOG会も行っています。年々参加者も増え、なかなか楽しい老後(!)を過ごさせていただいていました。
10月の台風19号は日本全国に大きな災害を引き起こしました。まさか、その中に母校およびその周辺が水に浸かってしまうということは想像もしていませんでした。ニュースで母校付近の洪水被害のことを知り、すぐにOBOG会事務局メンバーと連絡を取り合い、事務局長の飯田さんには現役部員の安否確認をしてもらい、被害状況の詳細を知ることができました。
幸い、部員の人的な被害はありませんでしたが、数名が入居アパートの水没で避難していること・部室も水没し打楽器類をはじめ棚の低いところに保管していたものはすべて被災していること・高価な木管楽器は絶望的であるということなどの情報が知らされました。
創部以来のピンチであり、事務局メンバーの総意でOBOGに寄付を募ろうということになりました。OBOGとは会の案内などメールでやり取りをしていたこともあり、時間をかけずに周知できました。また反応も早く、予期しないほど多くのメンバーから多額の義援金を寄せていただきました。OBOGの皆さんには厚く御礼申し上げます。
今回、私達が郡山市近隣に在住ということで、会を代表して義援金を届けてまいりましたが、ご多忙の中、知野先生・子田先生・学生課の澤井様にご対応いただきありがとうございました。大学としても設備類のハードの部分のみならず研究成果のデータ類にも被害があるとのことで復旧にはまだまだ御苦労があるようです。ぜひ大学本部からのご支援も心からお願いいたしますとともに、部員の皆さんには一日も早く、また素敵なサウンドを響かせていただきたいと思います。~
【写真:義援金/飯田さん挨拶/武田さん挨拶/和田さん挨拶/知野先生謝辞/子田先生謝辞/吹奏楽部部室訪問/校友会事務局にて】