「令和元年度建築学科卒業設計作品展」見学報告~37の展示作品~
2月5・6・7日の3日間にわたり、70号館1階にて「令和元年度建築学科卒業設計作品展」が開催されました。
会場には37の力作がジオラマ・模型・パネル・動画表現等が展示され、学生が来場者に説明をしていました。会場で説明をしていただいた茨城県出身の澤畠優さんは、両親と兄弟3人が住める木造2階建ての自宅のプラン「系譜の家~家族シミュレーション~」を展示しました。住居スペースの他に自身が将来、建築事務所を開設し、1階の共有スペースは地元の方々の集いの場になるようなオープン形式で木造の住宅です。
澤畠さんは、1年次からインターンシップや会社訪問を体験し、じっくりと計画を持って地元の建築会社に就職を決めました。将来は設計事務所を開設したいとのことでした。就職する会社を決めた第一の理由は「一級建築士が早く取れそうな職場環境だと感じたから」という答えでした。会社の先輩社員の労働意識や職場の雰囲気、トップの考え方など、しっかり見られてきたようです。これから地元の校友会へも参加してみてください。澤畠さんの御活躍をお祈り申し上げます。
事務局記
【写真:展示室受付/展示作品】