支部・部会リポート:教員部会リポート
「令和2年度 日本大学工学部と高校教員との教育懇談会」報告
~校友だからこその真剣な意見を交換~
教員部会(アカシア教育研究会)の皆さんが全国から集い、根本修克学部長、学部の先生方と『教育懇談会』が、新型コロナ感染対策が考慮された環境下で開催されました。校友だからこその真剣な意見の交換がなされた模様です。当日の様子を教員部会事務局の大石祐太さん(静岡県立島田工業高等学校教諭)にご報告いただきました。ありがとうございます。
~8月8日「日本大学工学部と校友高校教員との教育懇談会」が開催されました。今年は新型コロナウィルスの感染拡大のご心配をもって自ら辞退された方も多くおりました。しかし、昨年とは違い工学部を卒業した校友教員の他に、永い間工学部を応援していただいている他大学出身の先生方を含めて約70名を超える多くの先生方が参加いたしました。
校友教員は13時より根本修克工学部長をはじめ工学部を運営されている各執行部の教授陣が出席され、現在活躍されている校友教員との意見交換会が行われました。時間の都合により意見を既に聴衆しており、米沢工業高校阿部英敏教諭をはじめ、前橋工業高校宮崎拓也教諭、島田工業高校田畑剛教諭、上越総合技術高校横尾聡教諭など、多くの意見を交換することができました。また、工学部での取組みや入試についてもお話を伺うことができました。特に入試改革により入試指導に不安がありましたが安心して受験できることを知り、大変良かったと感じました。
その後の懇親会では御多忙の中、前日本大学工学部工学部長・出村克宣名誉教授が参加されるなど、総勢100名を超える人数にてホテルの大広間を貸切、懇親会が行われました。昼間の意見交換会とは違い、専門分野ごとに教授と工学部に入学した生徒の様子や専門技術の話などで盛り上がる他、若手教員は学生時代にお世話になった教授や先輩などにあいさつをするなど思い出に浸りながら懐かしんでいました。また、都道府県をまたいでそれぞれの高校の取組みなど話し合うことができてとても良い機会となりました。
二次会では工学部の先生方の参加が少なくさみしさがありましたが来年度は是非二次会での参加をよろしくお願いいたします。工学部で開催された教育懇談会は2回目になり、前回に開催された以上に人が集まり、工学部と校友教員の繋がりの強さが色濃く表れ、また、全国の教員が一同に集まることができる場所としてとても有意義な時間を過ごすことができたことをありがたく感じています。また、今後ともこのようなつながりが絶えることなく続くことを願っています。~
【写真/左:意見を述べる米沢工業高校阿部英敏教諭(工化33回)/右:島田工業高校田畑剛教諭(建築52回)】