ゴムの可能性を追求し、「弾性無限」に挑戦します
~メディカルクリエーションふくしま2021で MCF大賞優秀賞を受賞しました~
本部リポート:新時代の校友企業
10月から開催されている「第17回メディカルクリエーションふくしま2021WEB医療機器設計開発・製造に関する展示情報展(2022年2月までロングラン開催中)」に出展されている株式会社朝日ラバー(本社:さいたま市 県内:白河工場)代表取締役社長の渡邉さんよりMCF大賞優秀賞受賞(超薄膜シリコーンシート手術手技訓練用シミュレータ)のご報告をいただきました。まことにおめでとうございます。
■メディカルクリエーションふくしま2021URL メディカルクリエーションふくしま2021 (fmdipa.jp)
~このたびメディカルクリーエーションふくしま2021 MCF大賞で優秀賞を受賞することが出来ましたのは、みなさまの多大なる御支援のおかげであり、心から感謝申し上げます。当社はゴムが有する無限の可能性を活かして笑顔あふれる社会に貢献することを信念に励んでいるゴムメーカーです。創業者が本宮のご出身ということもあり、日本で生産する製品の全ては「福島県産」です。東北の玄関口に位置する新白河駅の構内に掲げる看板は、社内公募で製作した真摯な思いです。ぜひ遊びにいらしてください。
医療ライフサイエンス事業の扉を開けてから約30年、医療機器メーカーを通じて安心・安全にお使いいただける製品をOEMの立場から手がけてまいりました。病院に行かれると患者の方が点滴治療や注射をされている姿を目にすることがあると思います。そのような「疾病診断・治療・予防用機器を通じて貢献」いたしております。
図1 疾病の診断・治療・予防用機器で貢献
いまから約5年前、「もっと医療従事者や患者の方の近くで貢献したい」といった声が高まる中、自社製品を有していない当社は展示会に出展することすらままならない状況でしたが、超軟質ゲル素材を生かして医療トレーニングモデルを展開されている株式会社タナック様(岐阜県)の寛大な御配慮を受けて、共販という立場から一歩踏みだすことが出来ました。同業にもかかわらず、オープンな姿勢で私たちに機会を提供して下さった棚橋社長様をはじめとする皆様方に心から感謝申し上げます。その後、幾つもの経験を積み上げながら、福島県立医科大学様、ふくしま医療器開発支援センター様、株式会社神田産業様と連携して、外科専攻医の卒後臨床研修の「豚臓器を用いた手術手技トレーニング」の道具として御採用いただきました。このような医療従事者と直接的に接する機会を願って取り組んできたことから、感慨深い日になりました。
図2 「産学官連携」 豚臓器を用いた手術手技トレーニング風景
私たちは福島県医療福祉機器産業協議会で「医療手技トレーニングモデル開発分科会」を立上げ、異業種連携によるモデル開発や人材・技術の育成、そして将来医療従事者を目指す皆様に気づきを与える活動を展開しております。もし御興味がある方がおられましたら、いつでもお声をかけて下さい。~
■株式会社朝日ラバーURL 株式会社朝日ラバー (asahi-rubber.co.jp)