支部・部会リポート:教員部会リポート
「令和5年度 日本大学工学部 高大連携推進教育懇談会」報告
~より多くの優秀な高校生を母校へ~
昨年7月に続き、教員部会(アカシア教育研究会)の皆さんが集い、講演会と学部の先生方を交えての教育懇談会「高大連携教育懇談会」が、新型コロナ感染対策が考慮された環境下で開催されました。校友だからこその真剣な意見の交換がなされたようです。当日の様子を教員部会の大石祐太さん(静岡県立掛川工業高等学校教諭)にご報告いただきました。ありがとうございます。
~新型コロナ5類移行後の8月5日(土)に、工学部にて高大連携推進事業として高校教員との教育懇談会が開催されました。出席者には校友教員に加えて工学部に永年にわたり協力・支援していただいている先生方にも多く出席していただき60余名の出席者となりました。
はじめに根本修克工学部長より挨拶をいただく予定でしたが、校務のため浅里和茂学部次長より挨拶をいただきました。その後、2名の在校生(情報工学科4年:伊藤颯斗、電気電子工学科3年:内山瑛穂)よりキャンパスライフでの活動について発表がありました。それぞれが目標を持ち、積極的に活動に参加する姿に出席された先生は大変に驚くとともに今後の成長を楽しみにしていると思います。伊藤さんと山内さんは多くの学生の模範となり大学が活気付くきっかけとして、引き続き活動を続けたくさんの経験を積み重ね、大きく成長してほしいです。
続いて、本年度、山形県教育委員会主任指導主事より文部科学省初等中等教育局に御栄転された油井敏和先生(建築45回)より「工業教育の現状と課題について」講話をいただきました。現在、国が考える施策について触れ、今後の工業科教員の果たす役割について考えを述べるほか、校友とのつながりを強化してお互いに成長していく大切さを教えていただきました。このような講話は教職を目指す学生にも大変に有意義にものとなるため、教職特別講演会でもやっていただきたいと感じました。
最後は学部の現状を浅里和茂学部次長から話をいただき、奨学金の新設について、小林正志庶務課長から説明をいただきました。また、教育課程については真船守人教務課長より説明をいただきました。毎年開催される高校教員との教育懇談会で上がる要望を聞き入れていただくとともに無理難題について検討を重ねていただきありがとうございます。
交流懇親会では城座隆夫校友会長を来賓にお招きして、懇談会で聞きのがした話や学生生活などにそれぞれが有意義に過ごし充実した時間となりました。終わりに情報交換の場として高校教員との教育懇親会を開催していただいた学部当局に厚く感謝申し上げるとともに、校務ご多忙の中、懇親会に出席していただいた根本修克工学部長におかれましても厚く感謝申し上げます。~
【写真:開会の挨拶される浅里和茂学部次長/校友教員に発表する山内瑛穂さん/工業教員と現状について講演する油井敏和文部科学省初等中等教育局教科書調査官】