『化学科同窓会第二回総会・懇親会と俊英学寮の思い出』
本年も、工業化学科、物質化学工学科、生命応用化学科の卒業生と母校との絆を深める化学科同窓会が母校スカイレストランで開催されました。私も物質化学工学科を卒業後、早くも12年(諸先輩方から言わせれば、まだ12年かと笑われそうですが)。大学の4年間もあっとい う間でしたが、就職後はそれを遥かに超え、光陰矢のごとしと感じました。
振り返れば大学1 年時、今は無き『俊英学寮』に入寮していました。寮では規則正しい生活厳守で、起床や門 限・消灯時間が設定(厳しいかもしれないが、寮という環境での集団行動だから仕方がない)されていました。そんな中でも寮は面白いもので、各学科の学生(1年生が100人と指導寮生12人)とサークルや部活動などとは別の人間関係が築け、改めて学生の多彩さを感じました。 その思い出深い寮が、新たな寮「バンデリアン郡山」に建て替えられたのは、悲しいと思いつつも時代の流れだから仕方がないかな・・・と。
今回の同窓会では、30周年記念館(体育館脇 の赤レンガの建物。私の在学中は、喫茶店の様な佇まいで友達らと専門科目の課題や実験 のレポートを仕上げていました)での「校史資料室見学ツアー」に参加しました。大学開校当時 の写真や北桜祭・サークルの記録・各科の研究器具類などが展示され、その中には俊英学 寮の遺品もありました。寮生なら懐かしい記憶が甦るかと思いますので、特におススメです。
【写真:寮の銘板・寮食堂の前にあった太鼓(食堂に1番に来た人が叩くことになっていた)・寮 室名板と機関紙「つかさ」・寮旗・入浴の規則・タイムスケジュール・第二工学部当時の学生募 集ポスター】