日本大学工学部写真部「第67回学外写真展」を終えて~テーマ/非日常~
日本大学工学部写真部(来栖翔吾部長) 第67回学外写真展が郡山駅前のビッグアイ6Fにて2月22日~25日、「非日常」をテーマに開催されました。技術顧問の中村邦夫さんの作品と共に、約60点が展示されました。会場受付では毎回、プログラムと共に作品へのアンケート用紙が渡され、来場者の分析や作品への声を聴き、作品・活動に活かすことも忘れていません。最終日には技術顧問の中村邦夫さんと伊藤進哉さんが来場され、各作品について部員の方々と意見交換をされていました。部員の皆さんそれぞれの視点と感覚で撮られた作品を楽しませていただきました。当日ご対応いただいた白石副部長さんに写真への思いを寄稿いただきました。ありがとうございました。
※写真部の皆さんには校友会報へのキャンパス写真を、本年も提供いただいています。重ねて御礼申し上げます。
事務局記
私がカメラを本格的に扱い始めたのは昨年の冬からでした。それまではスマホのカメラを使って撮影をしていましたが私と同じ学年の部員が少なく必然的に何らかの役職に割り振られるだろうと考え、それならば自分でカメラを使えた方が部で保有しているカメラを自分以外に貸すこともが可能になり、後輩たちに技術を教えることも出来るのではないかと思いカメラを購入しました。
中古の約20年前のカメラではありますが購入してから現在まで使い続け、今回の写真展で提出した作品もそのカメラで撮影したものです。1年使用してカメラについての知識も以前より多く身に着けることができ、自分自身もカメラに対して興味を持つことが出来たのでカメラを購入したことにとても満足しています。
写真の撮影はとにかく多くシャッターを切ることを意識しています。カメラを手にしたころは構図や効果などを何も知らない状態で写真を撮影していました。しかし、それ以前にカメラに慣れていないということもあって自分の思い通りの写真が取れないことが多々ありました。カメラの仕様や機能などは使わなければ知ることが出来ないのでまずカメラというものを知るという目的でシャッターを多く切ることを意識して撮影してきました。その結果、自分のカメラについての理解を深めることができ、狙っていなくとも数多く撮った写真を見返す中で良い写真も出てきてそこからまた学びを得ることが出来ました。
この写真展が終わると次期部長は私となります。私が入部した頃はコロナウイルスの感染予防対策による活動自粛がようやく解除された時で、一昨年、昨年と活気が少しずつ以前のように戻ってきていると聞きます。しかし、過去の活動と比較するとそれでもまだ戻りきれていないものもあると同時に感じています。なので、過去に行っていた活動をより積極的に行って部をより活発にしていきたいと考えています。具体的には部員の一部で「部としての遠足・合宿」に行きたいという意見が出ており、私自身も旅行が好きで過去の活動でも松島や会津などといった場所に出かけて写真を撮影するという活動があったので私としてもどのようにして行うかを他の幹部と一緒に考えています。加えてオープンキャンパス等のイベントでの写真撮影、北桜祭での写真展示、2月展などの以前から続けて行われている活動も継続して行うよう尽力していきたいです。
【写真:白石澪莉副部長作品「ある夏の日」/会場の様子/校友会報第87号表紙・裏表紙写真提供】