「ありがとう花見荘」
私は現在、三重県菰野町で建設業・農業・製造業を営み、ボランティアにも取り組んでいます。花見荘ではトクさんに昭和53年から4年間、卒業後も昇さんご夫妻にお付き合いいただいており、トクさんは福島の母と慕っています。
当時、20数名(同期8名)が寝食を共にしており、4畳半の部屋と自転車が下宿生活のスタートでした。花見荘では団体生活の規律が確立されていて、入学早々2年生の指導で、先輩への挨拶や食事のお茶の出し方、煙草の火の付け方、そして夜半には庭に整列し、上級生が見守る中の姓名申告、校歌・応援歌の練習!正に"体育会系下宿"でした。礼儀作法の習得に必死な毎日でした。
麻雀は下宿の必須科目で、先輩後輩なく楽しい時間でした。私が上級生になった頃は、上下関係の厳しさも和らいで後輩たちと朝方まで語りあい、バイクでのツーリング等楽しく過ごしました。花見荘での生活が今でも自分の基盤になっていると思っています。本当に良い人生勉強をさせてもらいました。 ありがとう「花見荘」。