下宿「あづま荘」
(安積町日出山)
当初、奥様のおばさんが経営されており、昭和51年にご夫妻が引き継がれ「あづま荘」として開業されました。38年前のことです。
「下宿を始めて39年目、毎年約20人の学生が入れ替わり、北海道から九州まで全国から、外国までの累計190人の学生をここから送り出しました。
なぜか、合気道部の学生が多かったんですよ。うちは「挨拶と団体生活の規律」を大切にしています。入居前の説明でも、学生には親御さんと一緒に、この事を理解していただき、入居していただいています。お陰さまで、後輩の学生は先輩への気配りと心がけを守ってくれて、その循環がうまくいってみんな和気あいあいでまとまっています。食事も食べ残すことなく、綺麗に食べてくれるので、片付けが簡単なんです。茶碗を洗ってもくれます。
年間行事として歓迎会、カラオケ・ボーリング、北桜祭の出店では豚汁とチョコバナナ、追い出しコンパ、ボード滑りなどを催しています。下宿のOB会は東京で開催しています。嬉しいのは、親子2代目の学生や、高校の教員になった卒業生からの推薦で入居する学生が少しずつ増えてきたことです。時代の反映か学生のプライペートの過ごし方は変わってきたようです。下宿はやめてもいいけど。お金をいただいて、こんな楽しい仕事ができるのは嬉しい限りです。卒業生が来ると、ここで疲れを充電していくようです。」
~今まで90組の卒業生の結婚式にお呼ばれし、今も予定が入っているそうです。ご夫妻のお人柄が伺えます。あづま荘さんでした。~