「拝啓、先生」~柳沼力夫さん(当時工業化学科・物質化学工学科:現生命応用化学科)〜
現在、県立農業短期大学校で薬品関連試験対策(非常勤講師)を担当して13年目。
昨年から"ふくしま科学振興協会評議委員"としてムシテックワールドの子供向け実験体験を担当。教鞭をとるのは実に楽しく熱くなります。地元須賀川市の廃棄物減量のための推進審議会委員も務めています。
プライベートでは「県マスターズスキー協会」の会長を昭和63年の設立以来務めており、シーズンに30日は滑っています。大学入学当時(当時第二工学部工業化学7回卒)、名物先生による印象的な授業が多くありました。モーツァルトが好きで、古典音楽鑑賞会を創設。学外でもレコード鑑賞会を催しました。スポーツ好きでもある私は、ボーリング部・アメリカンフットボール部創設にも関わりました。
小さい時からの夢は貿易商でしたが、"日本の楽器を世界へ"という形で就職はカワイ楽器技術部でした。2年後、父の健康の事もあり福島へ戻り故宇野原信行先生について教員の道が始まりました(昭和36年~平成13年/39年間)。長野冬季オリンピック時、雪の硬度測定では選手と一緒にコースで滑走できたのは最高でした。教員の仲間で作った15人会(6人は故人)、20年前に研究室の教え子約200人で作った3年に1度のOBOG会はそれぞれ継続しており、楽しみの一つです。「生涯、仕事も趣味も現役!」を目指します。平成15年に学生・家族の協力を得て出版した"炭のかがく"を、校友会のアカシア文庫に寄贈させていただきます。