支部・部会リポート:東東海支部リポート
『社会人1年生として母校を訪ねて』
私は昨年度に日本大学工学部建築学科を卒業し、地元静岡へ戻り県職員として働いています。この度は日大工学部への入学を希望している島田工業高校の後輩たちに母校を案内したいと思い、引率という形でオープンキャンパスへ参加させていただきましたが、約半年ぶりの友人や先生方とお会いすることができ、私自身にとっても非常に充実した一日を過ごすことができました。
友人や先生方に自分の業務内容を話しながら、「自分も社会人になったのだ」ということを改めて実感することができました。仕事は慣れないことばかりでつらかった時期もありましたが、今では日常的な業務であればある程度スムーズに進められるようになり、成長を自覚できるようになりました。私は県の窓口となる土木事務所に配属されているため、書類審査以外にも管内の市町職員や設計事務所の方からの相談を受ける機会が多くあります。窓口対応は自分が理解すればいいだけではなく、相手の疑問を汲み取り、いかに伝えるが重要となるため、より深い知識と経験が必要なのだということをこの4ヶ月で実感しています。
これからは業務を通じて様々なことを経験しながら、一級建築士の取得を目標に勉強していきたいと考えています。次郡山に来る際には、またひとつ成長した自分になっていられるように、日々の積み重ねを大切にしていきたいです。そして機会があれば、今は全国各地で活躍している土方吉雄研究室の友人たちとまた一同に集まれたら、と思います。
【写真:研究室メンバーでの卒業?飲み会】