支部・部会リポート:東東海支部リポート
「家族大学・日本大学工学部を訪問して」
~ラグビー部OB家族会~
ラグビー部校友の叙勲に伴い、家族会でお祝いを兼ねて岳温泉(二本松市)に宿泊、5月15日、大学にお立ち寄りくださいました。OB会の武田薫さん(電気23回)、海野和雄さん(機械22回)、が取りまとめて来校されました。大学の江黒俊弘事務局長と記念撮影後、スカイレストランで食事をとられました。ご寄稿ありがとうございました。
~去る5月中旬、日本大学工学部ラグビー部OB(22回・23回卒)で構成される家族会は日本大学工学部を訪問した。
家族会は、ラクビー部元監督の宮田恒監督(故人)を囲んで始まったラグビー部OB会である。岳温泉で7家族31名が集った第1回(1988年)を皮切りに、3~4年毎に開催しており、第3回の長瀞開催では9家族41名が参加して家族交流を楽しんだ。近年はコロナ感染拡大により休会となっていたが、家族会メンバーである遠藤信幸氏(22回卒、山形県出身)が旭日双光章を受章したことを祝し、5月15日に第15回家族会を4年振りに開催した。開催地は、現役時代に春夏の合宿で汗を流した岳温泉(あづま館)とし、ラグビー部OBの名誉ある受章を銘酒の力と共に称えた。
福島県開催ならば、思い出の母校の地もぜひ訪問したい―。永田進先生(静岡アカシヤ会)にご相談をしたところ、直前の連絡にもかかわらず「是非に」と歓迎してくださった。訪問当日は江黒俊弘事務局長、ラグビー部小林正志監督、相場順一庶務課長補佐にお時間を割いて頂き、情報交換会が行われた。OB各位や校友会静岡支部及び大学の近況を相互に報告する等、温かな歓待に感謝の気持ちでいっぱいであった。
半世紀ぶりに訪れた母校には立派な校舎や研究棟が建ち並び、ラグビー場も整備されていた。OB家族からは「『家族大学』とも呼ばれる指導の手厚い日本大学工学部」との声も聞き、文武両道の環境に驚くばかりであった。自身がこの地で学んだ過去を振り返り、その発展に喜びを感じるとともに、OBの一人であることに誇りを感じた一時であった。管理棟玄関での記念写真撮影後、永田先生お勧めのカツカレー大盛りを食べ大学を後にした。
突然の母校訪問にもかかわらず、快くご対応して頂いた江黒事務局長をはじめとする関係者の方々に感謝申し上げると共に、同窓生に対する心遣い「工学部家族の絆」を感じた。コロナ禍で休会となっていたラグビー部OB会が復活し、現役とOBとの交流が続く伝統あるラグビー部に未来を期待したい。~