支部・部会リポート:関東支部リポート
「魅力的な国 モンテネグロ」
昨年6月に駐日モンテネグロ名誉領事館が開館し、私は館長を拝命しました。
モンテネグロは旧ユーゴスラビアの独立国、イタリア語で黒い山を意味し、福島県とほぼ同面積で人口65万人の、現在南スーダンに次いで新しい国連加盟国です。アドリア海に面した美しい海岸線、2,000mを越える山々は正に絶景。また、5つの国立公園と2つの世界遺産があり、映画"007カジノ・ロワイヤル"でも舞台となっています。
魅力的な観光資源に恵まれ、バラエティ豊かな美食が楽しめます。モンテネグロは2000年以上の歴史を持つワインの特産地で、かの豪華客船タイタニック号でも高級品としてリストに名を連ねていたものもあるそうです。たとえば赤ワインのヴラナツ(写真)。これはモンテネグロの一部でしかできないぶどうの品種の名前でもあり、ワインの色は濃いルビーで、程よいタンニンの苦みと長く続くフルーティーさが特徴的な辛口でスムースな飲み口の逸品です。
人気の白ワインは、クルスタッツ。アドリア海の"海の幸"にぴったりの黄金色の辛口ワインです。残念ながらどちらも現在日本では輸入量が少なく巡り会うチャンスは少ない。となれば是非、モンテネグロを訪れ素晴らしい景色とともに味わってみてはいかがでしょうか。[アケアンCO.,LTD.代表取締役・銚子観光大使・日本大学ニューヨーク支部長代行]