支部・部会リポート:四国支部リポート
おやじ達の地域活動
四国支部からのレポートとしまして、今回香川県高松市栗林町での私の地域活動をご紹介いたします。
栗林おやじ塾は「子ども達の活動支援」と「栗林地区のまちづくり活動」を目的に2002年に地域のおやじ達15人を集めて発足しました。現在メンバーは22名。定期活動として毎月1回地域の運動場で開催している「栗林プレーパーク」これは、子ども達のために自由に遊べる空間を提供するため、9年前から、地元大学教授と始めました。延べ150名もの子ども達が遊びにやってきます。我々は、子どもの遊び相手ではなく、遊びの仕掛けを作り、あとは子ども達の自由の場です。いつもは、家でゲームばかりしている子ども達も泥んこになり、自ら遊びを考え、いきいきと遊んでいます。
定期活動の二つ目は7年前に始めた「栗林子ども塾」です。学校ではむずかしい体検行事や地域の人々とのふれあい活動等をおこなっています。登録制で22年度は、200名の子どもが登録しています。内容は「手打ちうどん体検教室」「ネイチャーゲーム」「1デイキャンプ」「1ナイトキャンプ」「ウォークラリー」など。活動に自然体験を取り入れて自然を肌で感じ、自然の大切さを学んでもらいます。
また、栗林おやじ塾結成10年を記念し、家族のつながり、家族同士の交流、父親の存在感アップといった目的で「冒険塾」を開催する事になりました。
春は「里山歩き」、夏は「瀬戸内の島でのマリンスポーツ&バーベキュー」、秋は「本格的キャンプ体検」、冬は「雪国体検」と年4回季節に応じた自然体験活動をおこないます。
これまでの私たちの活動が認められ、一昨年、香川県より平成21年度教育文化功労者表彰及び平成21年度子育て応援団大賞をいただきました。
平成14年には県内の4地域のおやじの会が集まって「さぬきおやじ連合」を結成しました。平成15年には全国で初となる「全国おやじサミットinかがわ」を開催、全国から約300名の父親たちが集まり、地域での子育てやまちづくり活動などの情報交換をおこないました。このサミットは香川県を皮切りに全国各地で開催されており、昨年で8回目の開催となります。さぬきおやじ連合は現在16団体が加盟しています。この様に地域であるいは県内で無理の無い範囲で楽しく活動をしています。