支部・部会リポート:教員部会リポート
「大分県アカシア教育研究会兼桜師会 総会」報告
大分県立宇佐産業科学高等学校電子機械科教諭の佐藤新太郎さんは大分県アカシア教育研究会兼桜師会で事務局を担当されています。2月に開催された「大分県アカシア教育研究会 兼 桜師会」について、運営の工夫の模様を寄稿いただきました。ありがとうございます。
~2月8日(土)、午後6時より別府市「たつのや」に於いて、本会の総会が開催されました。今回は減少傾向にある本会の中で、高い出席率をみせたのが工学部です。本学工学部卒の大分県教員は4名。そのうち3名が出席【麻生廉彦(建築15回S42年卒・元大分工業高校 校長)、中野裕(電気44回H8年卒・現日田林工高校)、そして筆者である佐藤新太郎(機械48回H12年卒・現宇佐産業科学高校)】しました。もう1人の月脚俊彦(建築32回S59年卒・現大分工業高校)は「教え子の結婚式」という理由で残念ながら欠席というメッセージをいただいていました。郡山から遠く離れた九州大分でも結束は固いです。
本会の参加者数減に歯止めをかけようと、「講演会」を導入してみました。参加者も楽しみにしていたようで、昨年に比べて3名増加し総勢11名。効果があるように思えました。しかしその講師役を担ってくださるはずだった本会員で高校教員から別府市長に就任した「井上信幸」氏から開催前夜「身内に不幸」があり参加できませんという連絡が・・・。講演会は中止となりました。残念でなりませんでしたが井上先生から「またいつでも引っぱり出してください」という今後に期待できる心強いお言葉を頂戴したことはありがたく、そんな中での総会ではありましたが盛会でした。
まず冒頭、吉野会長が挨拶のなかで「この桜の旗の元に集えば皆仲間。今こそ仲間と共に『日大魂』をもってがんばる時だ」と述べられました。また参加者で、学生時代ボクシング日本代表で現在は高校体育教員の石川義隆先生からは「本学の競技スポーツ部の『情報戦略スタッフ』に就任しました。今後も良い人材を大学に送っていきたい」といった報告がなされました。来賓としておいでくださった日本大学校友会大分県支部長の姫野清高氏(元商工会議所会頭・現産業教育振興会長等を歴任)が「今日は来てよかった。『桜師会』は敷居が高いというイメージがありました。『人づくり』ほど難しいものはないと思っているからです。しかし直接、先生方と接することでたいへん勉強になりました。また来たい」と述べてくださいました。
その他にも「大学創立130周年記念式典の様子」、それから「商工会議所会頭9年間の出来事」等、どれも興味深い話でした。次回は講演会の講師をお願いしたいと思います。参加者からは「毎年この会を楽しみにしています」とうれしい言葉を多くいただきました。目に見えないつながりがここにはあります。~
【写真:スピーチ/乾杯】