支部・部会リポート:教員部会リポート
「令和3年度 日本大学工学部 高校教員との教育懇談会」
~優秀な教え子を母校に送り、工学部のさらなる発展を支える~
昨年に続き、教員部会(アカシア教育研究会)の皆さんが集い、根本修克学部長、学部の先生方と『教育懇談会』が、新型コロナ感染対策が考慮された環境下で開催されました。校友だからこその真剣な意見の交換がなされました。当日の様子を教員部会事務局の大石祐太さん(静岡県立島田工業高等学校教諭)にご報告いただきました。ありがとうございます。
~8月8日(土)に日本大学工学部のオープンキャンパスと同時に高校教員との教育懇談会が開催されました。コロナ感染下の非常事態宣言下に関わらず熱い母校愛の校友教員50余名と長年工学部に大きな支援をいただいている校友以外の先生方も参加しての会でありました。
はじめに根本修克工学部長の挨拶をいただき、遠藤拓広報担当より、工学部の現状、授業形態や就職状況など生徒の様子を含めてお話を頂きました。その後、鈴木賢二全国工業高等学校長協会事務局長(機械28回、元千葉工業高校校長)より工業高校の現状として「3つのポリシー」について日本大学工学部の教育目的を引用にお話しをいただきました。最後に教職教室の活動報告として宇佐美浩特任教授・渡邉真魚教授より日本大学工学部HP内に教職課程のサイトの開設についてや、教育実習での様子・教員採用試験に向けた活動について報告をいただきました。
教育実習の報告では実際の学生を招き、様子などを伺える機会があり成長する学生の姿を見ることができました。質疑応答では教職課程におけるOBとのさらなる連携や入試に関すること、情報の免許の取得についてなど宮崎拓也教諭(前橋工業高校)をはじめ阿部英敏教諭(米沢工業高校)、寺澤寿輝也教諭(新発田南高校)、保科克教諭(飯田OIDE長姫高校)、大石祐太教諭(島田工業高校)より質疑がありました。
この教育懇談会は学部と高校の現場を結ぶ貴重な場であり、多くの校友教員が優秀な教え子を母校に送り、工学部のさらなる発展を支えるという強い心のあらわれとしてとらえております。しかしながら、校友会教育部会副会長・阿部先生の全国各地からの事前のアンケート集計や事前の学部当局の話し合いなど多大な御尽力で会の目的は達成出来たと思いますが、もう少し、自由な意見発表の機会があればという声も出席者の間からは聞こえました。
次年度はこの点を考慮し、さらに教職課程3名の先生や六学科の先生も参加されることを望みます。
最後に苦しい環境下にも関わらずこのような会を開催していただいた学部当局に厚く感謝申し上げたいと思います。~
【写真:根本修克工学部長の挨拶/遠藤拓広報担当:工学部の現状のお話/鈴木賢二全国工業高等学校長協会事務局長のお話し/宇佐美浩特任教授からの報告/実際の学生を招き、渡邉真魚教授が教育実習の報告/質疑応答:宮崎拓也教諭/質疑応答:阿部英敏教諭/質疑応答:寺澤寿輝也教諭/質疑応答:保科克教諭/質疑応答:大石祐太教諭】