支部・部会リポート:教員部会リポート
令和3年度 日本大学工学部と校友教員との広報連携打合せ
~より多くの優秀な高校生を母校へ~
昨年8月に続き、教員部会(アカシア教育研究会)の皆さんが集い、根本修克学部長、学部の先生方と『広報連携打合せ』が、新型コロナ感染対策が考慮された環境下で開催されました。校友だからこその真剣な意見の交換がなされました。当日の様子を教員部会事務局(静岡アカシア会常任幹事)の大石祐太さん(静岡県立島田工業高等学校教諭)にご報告いただきました。ありがとうございます。
~令和3年12月18日(土)日本大学工学部本館3階にて工学部と各地区の代表となる校友教員が工学部へより多くの優秀な高校生受験できるように意見交換を行いました。今回は同年8月の教育懇談会を踏まえてより質の高い意見交換が期待されました。
次第として、はじめに根本修克工学部長より現在の日本大学全体の不祥事への対応や謝罪が述べられ、広報連携の課題や主旨について説明をいただきました。その後、校友教員を代表として阿部英敏教諭(工化32回:教育部会事務局長代行・米沢工業高等学校)より挨拶をいただき、遠藤拓広報担当より配布資料を参考に現在の入学者選抜の状況に触れ、日本大学工学部の進路アドバイザーから高校訪問の実施状況についてお話をいただきました。
一通り全体の話を終えたのちにそれぞれの活動ついて検証を行いました。特に、進路ガイダンス・出前授業やオープンキャンパスは一番の広報になるため、実施時期や方法について参加している校友教員から令和3年の様子を踏まえて意見を述べさせていただきました。阿部先生をはじめ校友教員の強い要請により郡山から遠隔の地である静岡から毎年多数の入学生を出している島田工高の工学部との連携の進路指導の様子を報告させていただきました。
最後は小林道雄教諭(土木47回:米沢工業高等学校)、大木健一教諭(土木46回:平工業高等学校)をはじめとして各校友教員より、高校の進路状況を踏まえた要望や確認の意見をいただきました。その中で、経済的に厳しくも懸命に努力している生徒の進学について奨学金制度の見直しを他大学と比較し多くの意見が飛び交いました。
現在、コロナ禍であるとともに日本大学として大きな変革を求められている中、このような場を設けていただき、学部当局に厚く感謝申し上げます。さらに、工学部はいままでも校友教員との連携を密にし、いろんな要望・意見を聞く機会を設けていただいていますので、こういう時こそ校友教員一同学部に全面協力していこうということで会を閉じました。~
【写真:意見を述べる校友教員のみなさん】