日本大学工学部第11回ロハス工学シンポジウム [学内限定] 参加報告 「ロハスの家群跡地再生プロジェクトの中間報告とZEB化に向けて」
~シンポジウムと現在建設中の施設見学内覧会~
6月17日、ハットNE3階大講堂にて、日本大学工学部第11回ロハス工学シンポジウム(学内限定) 「ロハスの家群跡地再生プロジェクトの中間報告とZEB化に向けて」が学内限定で開催され、校友会事務局も参加させていただきました。
シンポジウム最後には、現在建設中の(仮称)ロハス工学センターの見学内覧会も実施されました。10月の「母校を訪ねる会」で実施予定の『キャンパス散歩ツアー』ではこの施設の見学も予定されています。
事務局記
日本大学工学部では、2007年より「ロハスの家研究プロジェクト」を始動させ、ロハスの家1号、2号、3号を、構築するとともに、「浅部地中熱採集蓄熱システム」や「ロハスの花壇」、「ロハスの橋」、「ロハスのトイレ」を設置し、「ロハス工学」の研究を推進してきました。しかし、2019年10月の東日本台風により、このエリアは最大約2m浸水し、研究継続の断念を余儀なくされました。
この状況の中、水害からの復興とロハス工学の新たな挑戦の取り組みとして、2020年「ロハスの家群跡地再生プロジェクト」を立ち上げることとなりました。前回開催した第10回の本シンポジウムでは、これまでに検討してきたプロジェクトのグランドデザインについて広告を行い、このエリアをロハス工学の発信源とし、さらに、ここに集う利用者の憩いの場として活性化させるための方策に関し議論しました。今年11回目を迎える本シンポジウムでは、現在建設中の「ロハスの家群跡地再生プロジェクト」施設の内容についての報告と、この施設を起点としたロハス工学の活性化および大学のZEB化に向けての議論をする場を設けました。本シンポジウムでは、現在建設中の施設を実際に見学していただく内覧会も実施いたします。
■プログラム
- 開会挨拶
日本大学工学部長 根本修克 - 全体概要説明
工学研究所ロハス工学センター長 岩城一郎 - 報告1 建築デザインや使われ方の想定等
建築学科 教授 浦部智義
ハリュウウッドスタジオ 代表取締役 滑田崇志 - 報告2 屋根と水利用について
土木工学科 教授 中野和典 - 報告3 環境の考え方や性能について等
機械工学科 選任講師 宮岡大 - パネルディスカッション
コーディネーター:機械工学科 教授 佐々木直栄
パネリスト:土木工学科 教授 中野和典
機械工学科 選任講師 宮岡大
株式会社蔭山工務店 代表取締役 蔭山寿一
株式会社エナジア 代表取締役 白石昇央 - 閉会挨拶
工学研究所次長 加藤隆二 - 内覧会
土木工学科 教授 岩城一郎・土木工学科 教授 中野和典
建築学科 教授 浦部智義・工学部研究員 高木義典
機械工学科 選任講師 宮岡大・株式会社蔭山工務店 代表取締役 蔭山寿一
ハリュウウッドスタジオ 代表取締役 滑田崇志、他
パンフレットより
【写真:岩城先生/浦部先生・滑田氏/中野先生/宮岡先生/パネルディスカッション(左から白石氏、蔭山氏、宮岡先生、中野先生、佐々木先生)/加藤先生/ロハス工学センター建設中壁面/同西側全景/同屋根/同屋根上に予定の植栽/同内部壁面/同内部天上】