日本大学工科新聞22年間の全貌をデジタル化
この度、工学部資料館の木村圭二さん(建築3回)を中心として、2年半に渡って、行われた「日本大学学生新聞デジタル化プロジェクト」が終了し、約100号分の新聞がデジタル化されました。
「日本大学工科新聞」は昭和22年6月15日、五来達先生が発行兼編集人となり、当時の日本大学工科専門部学生を指導し創刊、毎月1部5円で発行されました。
その後、昭和25年に「日本大学学生新聞」、昭和30年に「あかしや」と名前を変えながら、昭和44年1月発行の98号まで続き、広く学生に愛された新聞でしたが、昭和43年の学園紛争後、学生委員会は体育会と学術文化連合会に組織変更され、「あかしや」は廃刊となりました。以後、学生新聞に変わり、新たに工学部より広報が発刊されるようになり、現在に至っています。
膨大な資料の中から、黄ばんで、痛みも多い当時の新聞の各号を探し出し、全貌を把握する為の努力が2年半という歳月に表れています。資料館にまた一つ、訪問の楽しみが増えました。これらのデータに関心のある方は、事務局までお問い合わせ下さい。