北桜祭連携企画 第18回「あかしや建友会」開催報告
第18回「あかしや建友会」は、「北桜祭」との連携で昨年10月26日に70号館にて開催されました。当日は、台風27・28号の為風水害が予期され、屋外の催しが中止されましたが、屋内の展示・活動が活発に行われました。
今回は、出村克宣工学部長にご挨拶をいただき、恩師小栗治男先生、橋本寛先生、渡澤正典先生もご臨席され、総勢23名の参加でした。講演会は本学建築学科の先生お二人をお招きすると共に立山創一氏(建築学科29回卒)、本会会長の浦憲親氏(建築学科18回卒)から構造・材料関係の講演をいただきました。とりわけ野内英治先生のお話の中で構造力学(撓角法など)、応用力学の数式がスクリーンに映し出されるなど昭和40年代の故倉田博、故黒田浩二両先生の講義を髣髴とさせる内容でした。
また、Sanjay PAREEK先生から、オランダと郡山の「安積疎水の計画・設計(ファン・ドールン土木技師)」を通じたお話を交え、TU Delft(デルフト工科大学)、MIT(マサチューセッツ工科大学)での留学体験を詳しく語っていただきました。
講演会終了後の懇親会では手塚公敏工学部校友会会長からご挨拶を賜り、本会顧問の渡澤先生の乾杯により開会、歓談となりました。歓談中、毎年開催される工学部学術研究報告会への発表者を募る提案があり、その場の勢いで、私も含め数名が応募を決定した次第です。最後に参会者全員による近況報告が行われ、次回の再会を約して閉会となりました。会では入会を随時受け付けています。
あかしや建友会事務局
栁 啓 (建築学科19回卒)