平成28年度通常総会報告(支部活動報告編)
4月16日、平成28年度通常総会最後に7支部1教員部会の支部長、支部代表者より、活動報告がありました。各支部独自な企画で活動されています。常時、参加者を募集されていますので是非、最寄りの支部会に参加されてはいかがでしょうか。各県へのUターン・Iターン就職を希望の方々も校友の先輩が力になってくれると思います。お問い合わせは、工学部校友会本部事務局まで。
■教員部会(全国の教務職員)
関根 敬次会長(建築16回)
- 教員部会は工学部卒の工業高校の教員で構成された組織で、全国に支部を設けており「工学部学生の支援」と「各工業高校から優秀な人材を工学部へ入学させる」という二つの目的で活動しています。
- 学部長からも御配慮いただき、昨年の11月から本年の2月にかけ、大学の先生方10名と、外部委員の私で教職課程の教育システム支援のワーキンググループを発足し、55号館に「教職課程の学習支援室」を設けることになりました。
- 学習支援室では月~土曜日まで、大学の先生3名と外部委員の私と神奈川県磯子工業高等学校長を今春退職し、全国工業高等学校長協会理事長も務めるベテラン教員の棟方克夫先生(工化26回)とが、教員を目指す学生に教員養成支援を行う活動をしています。
- その他の活動として校友教員の学術研究報告会への参加や工学部卒の全国にいらっしゃる10数名の校友校長を学部に案内し、学部の先生方と校友校長会を開催し、連携を深め懇親を図っています。
□永田進事務局長より
- 今回、工学部卒の校長先生3名が定年退職されました。
- 茨城県立玉造工業高等学校校長に宇佐美浩先生(機械30回)が就任されました。
- 郡山北工業高校に勤務していた佐藤正道先生(工化36回)が今春、喜多方桐桜高等学校の教頭に就任されました。また、喜多方桐桜高等学校校長も工学部の卒業生です。
※永田先生から総会にご出席された佐藤正道先生、全国工業高等学校長協会理事長の棟方克夫先生のご紹介がありました。
■北海道支部
横関一伸支部長(建築25回)
- 北海道の工学部卒業生は約1,500名で、北海道支部は8つの支会で活動しています。私の時代は25回卒業生だけで100名以上いましたが、現在は全学年在学生が19名と聞き、少ないと感じました。
- 今年は北海道新幹線が開通し、福島への交通がより便利になったので、函館支会と協力し、なんとか入学生を増やす活動をしたいと思っています。
- 函館支会は11月中~下旬に、函館支会から26名、北海道支部から3名ほどが加わり30名程が参加する、忘年会を兼ねた総会を開いています。
- 今年度の北海道支部の総会は5月27日(金)を予定していますが、例年50名程度と参加人数が少ないので、今年は参加人数を増やし、活発な総会にしたいと思います。
■北陸支部(石川・富山・新潟)
神林 幸夫 支部長(土木22回)
- 北陸支部では5月に役員会、7月の第4土曜日に支部総会を開催しています。ここ数年、総会終了後の懇親会は父母会と合同で開催しており、昨年は10名程の出席でした。
- 今年度は5回の役員会と9月に懇親のゴルフ大会を予定しています。また、ゴルフ以外で懇親を深める方法を模索しています。
■関東支部(東京・千葉・神奈川・埼玉・山梨・長野・群馬・栃木・茨城)
小林 啓一 支部長(土木20回)
- 関東支部は1都8県で、9支部と連絡所から構成されています。作年は関東支部・東京都校友会・千葉県校友会・栃木県校友会で総会を開催し、交流を図っています。
- 毎年恒例の箱根駅伝に日本大学が出場した際は、関東支部神奈川県校友会が横浜高浜町付近を担当し、応援活動を行っています。
- これからは役員の若返りを図り、若い力で活動を盛り上げたいと思います。
■東東海支部(静岡)
望月克彦 東東海支部副支部長(土木38回)
- 東東海支部の支部総会は静岡県東部・中部・西部が持ち回りで開催しており、昨年度は静岡市で開催し80名余の参加でした。
- 活動の基盤は年3、4回開催している常任幹事会で、毎回の参加者数は30~40名です。
- 昨年はラグビーが話題となり、日本代表選手として工学部出身の大野均選手(機械49回)も活躍しました。静岡県内でラグビーの試合が開催された際に、東東海支部が大野選手の激励会を行い、その様子が静岡新聞に写真付で掲載された事は、支部のPRにつながったと思います。
- 東東海支部では会員相互の親睦は勿論、特に静岡県内への就職支援に力を入れる等、若手会員の育成を積極的に行っていきたいと思います。
※総会出席の静岡県出身の準会員の学生の紹介がありました。
■東海支部(愛知・岐阜・三重)
市川 三千男 支部長(建築17回)
- 東海支部総会は7月第3金曜が恒例ですが、今年は7月第4金曜日の29日を予定しています。例年、総会参加人数は40名から50名ほどです。
- 総会には講師を依頼し、40~60分くらいの講演を開催しています。今年も例年通り工学部の先生にお越しいただきたいと考えています。
- 父母会支部で行われる父母懇談会には、必ず支部から役員を派遣し、就職支援を行っています。
- 年に4、5回の役員会を開催しています。今年は4月23日(土)に久しぶりのゴルフのコンペも予定をしています。
■四国支部(愛媛・香川・高知・徳島)
六車 秀世 支部長(土木16回)
- 四国出身の卒業生数は500余名ですが、交通の便が悪いため、なかなか人が集まるのがむずかしい、そんななかでも愛媛県と高知県は頑張って活動しています。今後は徳島県の活動を立て直したいと考えています。
- 香川県では20数年にわたり、毎月1回第1木曜日に高松市で懇親会を開催し、交流を深めています。この活動は本部校友会の本部長にも絶賛されました。転勤、出張等で四国に来られた校友は是非参加してみて下さい。
- 四国出身の卒業生が年々減っています。四国支部も高齢化が進んでいますが、頑張っていきたいと考えています。
■九州支部(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄)
脇山 亨治 支部長(建築29回)
- 九州は各県広い範囲にあるので、支部総会の案内は福岡県を中心に約1時間以内で来られる会員約600名のみに実施しており、参加者は約20名です。九州では工学部校友会ではなく、本部校友会の県支部に参加している方もいると思われ、そういった部分も参加者が集まりにくい原因かと考えられます。
- 毎月第3木曜日に福岡市の「天神」で約10名の会員が集まり、懇親会を行っています。
- 九州支部でも「講演会」や「親睦会」の提案がありますが、なかなかまとまりません。
- 九州から入学する学生も少なくはなっていますが、工学部卒で九州への就職希望の学生には、大いに協力しますのでお声掛けをお願いします。
- 熊本地震についてですが、九州で私が経営する建設会社に安否確認をしたら、熊本支店の社員は家屋倒壊の被害に遭い避難している者がいるとの情報がありました。福岡本社の社員は救援物資を買いつけ、なんとか熊本に届けようと動いています。他にも何かお手伝いいただけることがあれば、お願いします。