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新時代の校友企業/株式会社ベネフィック
校友の仲間と会社を設立された小林さんは、大学正門の東側にある「郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンター」に日大ラボを開設しました。今回、その経緯と業務概要をご報告いただきました。これからのご活躍に期待したいと思います。
~私は須賀川市生まれの須賀川市育ち、生粋の福島県人です。高校は郡山市の安積高校に通っていましたが、この頃から「将来は何か新しいこと、楽しいことをしたいな」という思いが胸の中にくすぶっていました。
大学を卒業後はプラント製造の会社に勤め、新技術の開発や研究の日々を送っておりましたが、そのような日々の中でも「何か新しいことをしたい」という思いは叶わず、東日本大震災も経験した30歳頃から、お世話になった地元や大学のために何か始めたい!と強く思うようになりました。
そこで、古くからの友人や大学時代の後輩の皆さんと一緒に、IT事業に関する新しい会社を立ち上げました。業務内容としては比較的新しい分野なのですが、主に企業様のホームページやアプリケーションの品質保証・ユーザビリティ(使用感)の評価を行うというものです。
最近は、就職活動などでも「企業研究」として会社のホームページを調べたり、IoT化によりスマートフォンのアプリケーションを使用する機会が増えたりするなど、企業が発信するサービスや情報と、消費者・顧客の距離が大変近くなっています。そのため、ホームページやアプリケーションの品質をテストし向上させることが、会社のイメージアップや顧客満足度・レビュー評価の向上に直結するのです。
特に、本年6月からは日本大学工学部内「郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンター」にラボを開設させていただき、毎年全国から1,000人もの若いパワーが集まる母校 日本大学工学部と連携できるようになりました。そのような若い世代の意見を吸い上げられるサービスを提供できるのは、弊社の強みでもあると思っております。
学生時代は大変貴重な時期であったと実感しています。その中で磨かれた感性を活かしながら、先輩方の英知や後輩の皆さんの若さを享受させていただき、お世話になった母校や地域のために頑張って参りたいと思っております。
郡山市内外で様々な方々・企業様にご挨拶させていただいておりますので「benefic(ベネフィック)」の文字を見かけましたら、お気軽にお声がけください。~
【写真:会社名刺/日大ラボ(郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンター)東側外観】