「卒業研究発表を終えて」 ~振り返りと抱負~
2月7日、70号館において「令和三年度卒業研究発表会」が開催されました。発表を終えての「卒業研究の振り返りとこれからの抱負」を3名の土木工学科地盤防災工学研究室(仙頭 紀明 教授)4年生からご寄稿いただきました。ありがとうございました。皆さんに幸ありますように!
日本大学工学部 土木工学科4年
地盤防災工学研究室 阿部 俊介さん
~午前中、研究室最初の発表でとても緊張しました。研究室で何度も発表練習を行いましたが、本番の緊張は比べものになりませんでした。発表点の満点が7分ジャストなので7分±10秒になるよう練習を繰り返しましたが、本番では緊張で私が発表するところで練習よりも時間を使ってしまい7分20秒くらいになっていまいました。緊張すると練習よりも話すスピードが遅くなることが分かりました。
同じ研究室の友達の発表はほとんどのグループが7分±5秒でよく作りこまれているなと感じました。質疑応答に関しても的確に答えている友達が多く私も見習わないといけないと感じました。
発表を通して少し練習不足だったのかなと感じました。質疑応答に関してもあまり的確に答えることができず、準備の必要性を再認識しました。~
~4月から静岡市役所で働くことになります。まだどこの部署に配属されるか分かりませんが、少しでも早く業務を覚え静岡市に貢献したいです。静岡市に貢献するにはまず業務をしっかりと覚えることが必要だと思うので、分からないところやできないことをしっかりと先輩方に聞き一歩ずつ成長していきたいです。業務を覚えしっかり行うことができるようになったら市民との関りを大切にしたいです。静岡市役所は工学部の先輩方が多いので、縦のつながりも大切にしていきたいです。
市役所は住民説明会などあると思うので、卒業研究発表会で得た経験をしっかりと活かしより良い説明ができるようにしたいです。~
日本大学工学部 土木工学科4年
地盤防災工学研究室 田中 祐輔さん
~本日は1年間行った研究の集大成として卒業審査発表会に挑みました。研究素人の私には1年間行ってきた研究の成果を7分の発表にまとめ、人に伝えるということがとても難しく感じました。
本番はとても緊張しましたが、発表練習の成果を出し切れたと思います。卒業研究を通して、推敲力や問題解決能力などの能力的な部分だけでなく、卒業論文や卒業審査発表会に向けてのパワーポイント作製などのパソコンスキルにおいても成長を大きく感じる1年でした。
私は大学院試験や教育実習と並行して研究を行っていたため、思うように研究できなかったときもありましたが、仙頭先生をはじめ、同じ研究室の仲間達が支えてくれたおかげで不自由なく卒業研究に取り組めたことに感謝しております。~
~私は大学卒業後、大学院に進みます。大学院では学部時代にやりきれなかった研究を行い、さらに研究を深めていきたいと思います。また大学院では、学部時代と比べ、期待される知識・知恵の程度は上がると思います。
今までよりもさらに学習に励むとともに、文献をたくさん読み、自身の持つ概念と既に定義されている研究成果のどちらに寄り過ぎず、その均衡を取ってものを見る。私が研究者にとって最も大切と考えている「ものの見方の柔軟性」を養うに、良い環境であると受け止めています。 研究の他にも授業や就職活動もありますが、充実した2年間にするためにも日々を有意義に送っていきたいと思います。~
日本大学工学部 土木工学科4年
地盤防災工学研究室 土屋 貴一さん
~今回の発表は、焦らず練習したとおりに発表できるかということがとても心配でした。1年間研究してきたことを7分で伝えることは本当に大変だと思いました。予稿集に記述したことにさらにプラスして内容を伝えないと研究してきたことが伝わらないので、どれくらいプラスするべきなのかということにも悩みました。また、他の研究室のメンバーの緊張感も伝わってきたことで、自分も緊張しました。しかし、発表が始まればいつも通り発表することができ、研究してきたことをしっかり伝えることができたと思います。
また先生からの質問をいただいた時に、研究してきたことの問題点や改善点を見つけることができました。また、どのような質問をされるのか、ある程度予測しておかないといけないということも発表準備では大切だと思いました。質問も様々な観点から質問をされたので、受け答えがとても大変でした。~
~私は大学院に進学し、学部で学んできたことをさらに深く学び、自分の将来のために活かしていきたいと思います。学部で研究してきた液状化のことはまだまだわからないことが多いので、しっかりと学んでいきたいと思います。また、専門科目はもちろん、学部では英語の勉強をしっかりやってこなかったので、英語の勉強もしっかりと行い、TOEICに挑戦したいと思います。
大学院は2年しかないため、学部の頃と同じような生活をするのではなく、就職のことを考えて生活したいと思います。また、コロナ禍であるため就職活動が思うようにできないことが、予想されるので、準備を早くから行い、2年という時間を大切に使っていきたいと思います。インターンにもできる限り自分が興味のある会社には参加して、会社の情報を今から集めておきたいと思います。~