学生とOB・OGとの交流会「第1回テクミーツ」を主催して

本年1月11日、福島県内の優れたベンチャー起業家をたたえる「ふくしまベンチャーアワード2023」で東邦銀行賞、グロウイングクラウド賞に輝いた工学部起業サークル(会長 菅原由騎さん)では、4月21日、大学正門南側の郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンターにおいて、4名の校友起業家を招き、18名の学生と第１回「テクミーツ」を開催しました。今回の主催者である起業サークル会長の菅原さんに、主催者としてイベントを振り返り感想を御寄稿頂きました。ありがとうございました。今後も、校友会は本イベントを支援して参ります。

～まず、今回第１回OBOG交流会テクミーツを開催できたことに対してゲストと来ていただいた校友の齋藤和正さん、岡村慶佑さん、小林聖さん、渡辺潤さん、開催協力してくださった学生団体アーキネストふくしま高坂玲音さん、鈴木景太さん、工学部職員のみなさん、サークル顧問の中野和典先生、髙梨宏之先生、会場を提供いただいた郡山地域テクノポリス機構のみなさん、そして構想段階から相談に乗っていただき後援してくださった工学部校友会に感謝申し上げます。今回のイベントを通じて人とのつながりのすばらしさを改めて実感いたしました。

テクミーツ開催の着想は昨年の11月頃に今回のゲストである齋藤さんとの出会いからふと浮かんだアイデアの一つでした。そのアイデアをひとまず企画書にして、校友会や学生課に送りました。実は郡山市役所の人にも相談したりしておりました。そんな中、校友会が反応していただき、校友会永田直史幹事長・城座隆夫会長へつないでいただきました。そして2月の上旬に学生団体アーキネストふくしまの高坂さんと須賀川のイベントで出会い僕の方から口説き、運営に携わっていただきました。今回のテクミーツがあのような素晴らしい会になったのはこの高坂さんのおかげでもあります。

実際に開催してみて、改めて「開催して良かったな」と実感できました。何より、参加者の学生、ゲストのOB、校友会のみなさまから「ありがとうございます」と感謝されたことがテクミーツの価値を表していたのではないでしょうか。今回第1回では起業家交流会で、工学部卒の起業家4名様との交流でした。起業に関して全く接点のない大学生にとっては少し怖い印象があったようですが、実際に交流してみて「起業とはなにか」をそれぞれの視点で哲学できたのではないかなと思っており、日本大学工学部のアントレプレナーシップ教育(起業家精神教育)にも貢献できたと思うと嬉しい限りです。今回の参加者の貴重な意見をもとに今後よりよい活動にアップデートしてくので今後とも楽しみにしていていただければと思います。

起業サークルでは、「自ら才能を発掘し、自ら育てる」ということをミッションにしております。そして一人一人が才能を活かし強みに拡張して可能性を超えたチャレンジをすることで想像もしえない素晴らしい出会いや、自ら未来を創造する力を得ることを目的にしております。また、起業サークルが活かす強みは地域や環境、大学も例外ではありません。テクミーツは卒業生が多い日本大学の強みを活かしきった取り組みとも言えます。ChatGPTのようなAIが主流になるこれからの時代には、自ら提案して実現するという力がとても重要だと考えながら今後も多種多様なテクミーツを開催していこうと考えております。起業サークルではそのような人材を発掘し育成しております。

第2回テクミーツは就活生向けイベントにするので大学3年生はもちろん、将来が不安な人であれば参加していただきたいと思います。今回のテクミーツで有給インターンが決まった学生もいるのでここ福島でアルバイトかわりに実際に学びながらアルバイトができるきっかけ作りにもなると思います。ぜひ、参加する人は目的をもって参加すると驚くような出会いもあるかもしれません！～

■第一回テクミーツゲストのみなさん

【写真：テクミーツ開催趣旨説明／ゲストスピーチ：渡辺さん／名刺交換レクチャー／名刺交換タイム／グループディスカッション　ゲスト：岡村さんと／同　ゲスト：小林さんと／同　ゲスト：渡辺さんと／同　ゲスト：齋藤さんと】