第17回メディカルクリエーションふくしま2021WEB(2021.10/28・29) (※~2022年2月まで WEBで開催中)
医療機器設計開発・製造に関する展示情報展に出展しました
機械工学科の長尾光雄先生(機械工学科第25回:福島県在住)の計測・診断システム研究室では「変形性膝関節症(膝OA)早期診断を目指した計測支援システム構築に関する研究;センサと計測方法の開発」や「空気噴流を用いた非侵襲で生体に代表される柔軟物表面に形成されたくぼみ深さから粘弾性特性試験機の開発」、など、健康関連の研究に取り組まれています。「メディカルクリエーション(WEB)」に本年も出展され、発表の模様をご寄稿いただきました。今後の御活躍を祈念いたします。
※現在多くの卒業生と現在の学生さんと共に開発されています。関心のある方は連絡くださいとのことです。
■メディカルクリエーションふくしま2021URL メディカルクリエーションふくしま2021 (fmdipa.jp)
~第17回目を迎えた展示会も2020年度の第16回に引続きコロナ禍の中でのオンライン開催となりました。今回は2022年の2月までのロングラン面談が常時行える企画のため、研究に活用するつもりです。
当研究室は第1回目の展示から続けて17回目の出展となります。一時は韓国テクノバレーと郡山テクノポリスによる地方地域の医療機器開発に関わる交流会が数年続きまして、延世大学の中でもスポーツ・リハビリ関連の医工学先端機器開発研究の第一人者である教授と出会、医学部も近くにあり、教授の計らいでテーマ1の共同研究が進行中です。Journalも数本出ております。院生や学部生の指導のために詰めた訪問も数回在り、指導の難しさは、今は教授と院生との良い思い出として残っています。研究用Sensorを今も提供しています。
さて、出展には理由がございます。幾つかご紹介しましょう。(1)研究テーマに対する市場のレスポンスを探る。(2)研究が共有できる仲間づくり。(3)国内外の情報収集。(4)4年生・大学院生のプレゼンの実学体験の場として。(5)200社が会する機会を利用して、3・4年、および院生の就職先候補、業界研究の場としての活用(巻頭写真)。
校友の皆さんへのお願いです。ご紹介した2テーマ(PDFと写真)に協働開発、アドバイス、ベンチャーなどのご意見、他に掲載の写真➀の肩こりなど指診型筋硬度計の開発、写真➁の静音化技術、機械騒音制御技術の研究、これらは多くの卒業生と現在の学生さんと共に開発しております。ご興味がございましたらご連絡いただけますと有難いです。
最後に、校友の諸先輩方が築き挙げて来た、工学部の正義ある団結・学んだ誇りと伝統を継承すると共に、後輩である我々は、校友である誇りと自信、忍耐力を胸に立ちはだかる難局を迎え撃ち、正義の覇者として平穏な社会・地域づくりに貢献する使命を強く思う次第です。~
[出展者名]日本大学工学部/計測・診断システム・長尾研究室
[出展目的]次の2テーマを紹介し、上市を目指した協働開発メーカー並びに医療従事者を募集しています。