アカシア文庫入庫のお知らせ
「空気・家・人」
石川さん
株式会社イシカワ(新潟県本社)の代表取締役で、ご自身が一級建築士・宅地建物取引士でもある石川幸夫さんいわく、建物は「空気を入れる箱」、その空気が「健康」でなければ、人は健康になれず豊かな人生は送れないと主張し、日本発信、世界に向けた提案をされています。
令和5年、そのお考えを「空気・家・人」として出版されアカシア文庫に寄贈いただきました。御礼申し上げます。
書名:「空気・家・人」 | 著者:石川 幸夫 |
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出版:タイガー出版 | 定価:本体1,500円+税 (2025年2月5日現在) |
体裁:B6版・並製/221ページ | ISBN::978-4-99104-691-9 |
【石川さんのプロフィール】 大学卒業と同時に16才の時亡くなった父の設立した株式会社イシカワの代表取締役に就任。以後、木造注文住宅をビジネスと建築工学の面から科学的に研究し、新潟県No.1の着工棟数達成住宅価値度は品質×デザイン×サービス/価格であると提唱し、広く一般市民が作ることのできる品質の高い住宅作りに取り組んでいる。 (著書:「空気・家・人」より) |
~「空気・家・人」は、人の住む住宅内の空気を、「人の健康」を守るために、どのようにしたら良いかと云うことを、一般の人の為に書いた本です。
家は、空気を入れる箱なのです。建物がどんなに立派でも、その建物の中の空気が、適温(20℃~26℃)、適湿(40%~60%)であり、ウィルス、有機化学物質他、有害な物質等が殆どないものでなければ、人の住む家とは言えないのです。
「空調設備」は正しくは「空気調整設備」と云い、「適温」、「適湿」、「空気清浄」を実現する設備のことで、現在の日本の住宅で「空調」が付いているものは殆どありません。私は、それを実現する為に、長年研究してきました。
このシステムは、「空気」を、住宅の中でまんべんなく循環させることで、住宅内の温度、湿度を均一にします。更に、この時、壁に塗布した二酸化チタン光触媒に、空気中の水分が触れた時に、O⁺、OH⁻に分解され、これが有機化学物質、カビ等を分解して、無害のCO2、とH2Oにするものです。
この建物を、現在100棟程建築しており、その性能を確認しました。更に、科学的エビデンスを求め「北里大学」に依頼して、その効果を証明して頂きました。このシステムは現在世界にはなく、国際特許出願中です。
実は日本の住宅は、先進国の中で相手にされない程、性能、耐久性、健康性に劣っているのです。
日本は、亜熱帯に属し、冬も夏も人が我慢をすれば、生命には問題のない地域なのです。その恵まれた環境が、日本の住宅の品質、性能、の発展を妨げてきたのです。
WHO(世界保健機関)は、「家中の温度を、健康上18℃以下にしてはいけない。」とあります。これが日本の住宅は殆ど守られていません。
時代は変わり、現代は欧米並みの快適さを求められているのです。
しかしながら、世界の住宅でも温度、湿度均一、ウィルス、有機化学物質を滅失する住宅はどこにもなく、当社の商品「ブローボックス」は、世界にない住宅です。そのことについて、私の本で述べさせていただきました。是非、手に取ってこの本を読んでいただければ幸いです。~
■ホームページ:株式会社イシカワ | 新潟で着工棟数15年連続No.1・甲信越で18年連続No.1の信頼と実績で、全国展開中のハウスメーカー(工務店)です。
【写真:著作「空気・家・人」】