お帰りなさい 事務局においでの校友のご紹介
福島市に農道空港が開港すると同時に、ここをベースとした、モーターグライダークラブを創設、以来16年間、毎日曜日に飛行訓練をしてきました。クラブ員20名、ライセンサーも4人誕生しました。
この度縁あって、校友会よりキャンパスの航空写真撮影の話を戴き、久々に大学を訪問しました。卒業論文でお世話になった、佐藤光正先生が相談役としてお出でになり、お話させていただきました。立派な学舎建物が立ち並び、隔世の感があり、当時の面影を残す実験棟から配置を予測するような状態でした。
入学と同時に第1号として滑空研究会に入部。学部直属の部として人気がありました。新入部員は54名。飛行訓練は合宿で行われるため、毎回参加者は40名以上の盛況でした。経費節約の為の自炊、厳しい訓練規律でしたが、その後の人生を歩む上で大きな糧となりました。飛行機やグライダーは飛行中は止まれませんから、的確な判断で常に前進する事が必要で、離陸したら何があっても着陸しなければなりません。高校の教職時代は「仕事は勿論、趣味にも精一杯取組み、工夫して大いに遊べ」と教え子達にも言ってきました。
定年退職した今、趣味に没頭しています。飛行の合間や、農道空港冬季閉鎖期間中の、スキー、キャンプ、自転車、旅行(世界一周船旅を含め、27ヶ国)、野菜作りも始めました。航空身体検査に合格する間は、飛行を続け、市民の皆様に、幾らかでもお役に立てればと願っています。