『地元企業と母校を繋ぐ架け橋に』
大学正門東に立地する「郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンター」を管理する「公益財団法人郡山地域テクノポリス推進機構」に勤務し、企業のシーズ育成・開発を母校の先生と共に、お手伝いしていらっしゃる、遠藤さんにお仕事についてお聞きしました。
~私は卒業後、民間企業に就職した後、平成19年4月から須賀川市にお世話になっております。入庁後、平成27年4月に「公益財団法人郡山地域テクノポリス推進機構」に出向し、お蔭様で2年目を迎えました。当機構では、主に産学連携を担当し企業と学のシーズ育成やマッチングのお手伝いをさせていただいております。また、日本大学工学部の敷地内には、研究開発による新製品の創出と企業化・事業化を支援する「郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンター」があり、当機構で管理・運営をしております。
現在は、企業支援室が満室(11室)となっておりますが、在学中の学生等も入居資格があるので、日本大学工学部発のベンチャー企業としてこのインキュベーションセンターから巣立っていく日がくることを願っています。
また、地元須賀川市で中心市街地活性化の一翼を担えればと思い、路地deマーケット(Rojima)の実行委員として微力ながらお手伝いさせていただいております。Rojimaでは、日本大学工学部建築学科の住環境計画研究室の市岡綾子先生や学生に大変お世話になっており、毎月第2日曜日に開催する運営を手伝っていただいているほか、最近ではワークショップでも出店いただいております。更に、同研究室の学生には、まちづくり会社「こぷろ須賀川」のリノベーションプロジェクトに参加いただき、空き店舗のリノベーションに大きく貢献いただきました(平成28年2月に飲食関係の貸店舗Co-Kitchen軒の栗ダイニングとしてオープン)。
仕事の関係もあり日本大学工学部を訪れることが多く、母校にこのような形で戻ることになるとは、思いもよりませんでした。今後も企業・地域と日本大学工学部の架け橋になれるように、尽力したいと思います。~
【写真:企業担当者様との打ち合わせ、産学連携にご尽力いただいている土木工学科岩城一郎先生と】