日本大学工学部 校友会

College of Engineering, Nihon University Alumni Association.

日本大学ロボティクスソサイエティNUROS設立シンポジウム』 3/1(金)開催のご紹介 ~日本大学本部2階大講堂会場~

校友の皆様方にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。さて『日本大学ロボティクスソサイエティNUROS設立シンポジウム』が日本大学本部2階大講堂会場にて下記のとおり開催されます。どなたでも参加可能ですので、ご紹介申し上げます。

日本大学工学部工学研究所次長 機械工学科 柿崎隆夫先生による紹介文抜粋

~平成18年度における大きなトピックスの一つとして、日本大学ロボティクスソサエティ(NUROS; Nihon University Robotics Society)の設立があります。工学部にもロボット分野の研究者はいますが、いかんせんロボットに関する学問分野、応用分野そして企業の皆様の関心は極めて広範であり、一人工学部のみで対処できるとは言えません。そこで工学部が声掛けして、上記ソサエティ設立が宣言されました。 会長には内木場文雄教授(理工学部理工学研究所長)、副会長には見坐地一人教授(生産工学部 With-Robotプロジェクトリーダ)ならびに武藤伸洋教授(工学部工学研究所ロボットシステム基盤プロジェクトリーダ)という体制で実質的な活動がスタートしました。

NUROSのねらいの一つにはこれまでの研究開発技術をロボティクスへの学術的貢献と社会実装の視点から一層強化し、日本大学総体が目指す独創的なロボットシステム実現のため盤石な基盤を形成していくことと言えます。その上で若い研究者、大学院生諸君が育ち、その成果が社会へ続々と還元されていく、これは私の夢でもあります。学術的独自性と創造性の観点では、理工系3学部で進めてきた研究がその候補となります。

現時点でこれらは、1)人間の技能を生かすためのロボティクス(HSD)、2)AIを応用したロボティクス(AID)、3)生物・生体に学ぶロボティクス(BMR)、そして4)持続可能なシステムロボティクス(SRD)へと大別できるでしょう。これらを俯瞰すると、1)は人間の運動やスキルを支援するための技術、そしてその能力を現場ないしは遠隔で最大限ロボットシステムへ埋め込む技術であり、2)はそこでの動作や作業での量や頻度すなわち時空間的な処理速度の問題を解決する技術、3)は従来の慣習思考を超えた創発的アイデアを自然から取り込む技術、さらに4)は具体的な社会実装において不可避となる課題を解決するシステム設計原理に関するものとなります。このような知識横断的なアプローチを1つの集団で実施された例はないようです。その意味でもNUROSの活動に私自身も大きな期待を寄せています。~

日時平成31年3月1日(金)9:30~19:00
場所日本大学本部2階大講堂
参加料無料
運営委員内木場文男(理工学部)・柿崎隆夫(工学部)・武藤伸洋(工学部)・見坐地一人(生産工学部)・齊藤健(理工学部)・金子美泉(理工学部)
資料

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